市船橋・松原若嗣(2025年7月25日撮影)

<高校野球千葉大会:市船橋-八千代松陰>◇27日◇決勝◇ZOZOマリン

強力打線が武器の市船橋か、接戦を制し勢いに乗る八千代松陰か。激闘が繰り広げられてきた千葉大会もいよいよ大詰めを迎える。

3年ぶり7度目の夏の甲子園を狙う市船橋は、6試合56得点の強力打線が武器。昨夏の決勝を経験する大木陽翔外野手(3年)、花嶋大和捕手(3年)ら4人が今大会本塁打を記録し迫力は十分。投手陣は140キロ超の4投手が安定感を誇る。ここまでリリーフ登板が主のエース川崎耕司投手(3年)の登板のタイミングが鍵を握る。

27年ぶり2度目の優勝を狙う八千代松陰は接戦をものにし勝ち上がってきた。先発が予想されるエース高橋優太投手(3年)は左腕から繰り出す力のある直球と鋭いスライダーを軸に打者を手玉に取る。準々決勝の千葉黎明戦で好投を見せた石倉鈴之助投手(1年)や準決勝の習志野戦で好リリーフを見せた三上拓真内野手(3年)が後ろに控える。攻撃陣は三上、高橋結人捕手(3年)が好調。彼らの前に好機をつくれるか。

市船橋の「市船soul(ソウル)」、八千代松陰の「青のプライド」など両校応援席の盛り上がりにも注目。戦国千葉の頂点をつかみ、甲子園への切符を手にするのはどちらか。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】3年ぶり市船橋か27年ぶり八千代松陰か 両校の応援対決も注目/千葉決勝見どころ