九州国際大付・牟礼翔(2025年7月25日撮影)

<高校野球福岡大会:九州国際大付-西日本短大付>◇27日◇決勝◇久留米市野球場

九州国際大付は2年ぶり10度目の頂点を狙う。

注目は1番牟礼(むれ)翔外野手(2年)だ。来秋ドラフト候補に挙がる逸材で高校通算18本塁打を誇る。今大会は2本塁打を放つなど、チームの決勝進出に貢献した。岩見輝晟外野手、吉田秀成内野手はともに1年生ながらスタメン入りし、下級生の力が台頭する。

西日本短大付は大会連覇で、県勢では平成以降初の3季連続出場を目指す。

昨夏もレギュラーだった選手が多く残り、今春センバツでは8強入り。経験値を含め、投打ともに戦力は充実する。エース中野琉碧(るい)投手(3年)は3試合に登板。計17回を投げわずか1失点と抜群の安定感を誇る。

出場132チームの激戦区・福岡を制すのは、九州国際大付か西日本短大付か-。注目の一戦となる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】九州国際大付―西日本短大付の黄金カード 激戦区を制すのは―/福岡大会決勝見どころ