今永昇太7失点で4敗目「一貫性を持った投球ができていなかったと思います」/一問一答
<ホワイトソックス12-5カブス>◇25日(日本時間26日)◇レートフィールド
カブス今永昇太投手(31)が敵地でのホワイトソックス戦に先発。3回0/3で3被弾を含む今季ワーストの12安打7失点で4敗目を喫した。今季14試合で7勝4敗、防御率は3.12となった。
初回、1番マイドロスに1ボールから2球目フォーシームを左翼ポール際に運ばれ、メジャー移籍後初となる先頭打者本塁打を被弾。さらに3安打を浴びて1死満塁となり、6番ソーサに左越えの2点適時打を浴びた。2回以降も立ち直ることができず、先頭の9番モンゴメリーにソロを献上。その後も2安打を浴びて1死一、二塁となり、4番ベニンテンディに適時打を打たれた。
3回は無失点で切り抜けものの、4回は先頭スレーターにソロを被弾。続くケーロに左翼線二塁打を打たれ、走者を二塁に残して6点ビハインドのまま降板。2番手フレクセンが二塁走者を返し、今永に7失点目が記録された。
ここ3試合はクオリティースタートを記録し、13日のヤンキース戦は7回1失点、前回19日のレッドソックス戦では7回無失点の快投を見せたが、突如の大乱調となった。
【今永の主な一問一答】
-投球を振り返って
「自分の思ったように体を動かせず、コントロールも良くなかった。一貫性を持った投球ができていなかったと思います」
-球速が低下した理由
「ケガ明けからそこまで球速が伸びてきていないので、そこが改善点ではあるんですけども、今日の体のコンディションの中で、合わない部分があったので、そういう結果になってしまった」
-感覚が合わない場合の対処法
「以前もそういうときはあったが、例えば同じ球速でもより速く見せたりとか、そのストレートを失投しないようにとか工夫ができていたが、今日はそういうボールが数多く出せなかった。そこが改善点かなと思います」
-登板間の調整と今日の結果との関連は
「こういう体の状態は何度もあった。その度にうまく切り抜けられてきたんですけども、今日は相手の工夫を自分が上回れなかったので、もっと自分のスキルを磨いていく必要があると思います」
-収穫は
「今日は全てのボールのフィーリングが良くなかったですし、フォアボールはなかったかもしれないですけど、ストライクゾーンにボールを集めすぎてしまったのが反省。フォアボールを出してもいいから、しっかり点数を低く抑えるというのを今後やりたいなと思います」