アルゼンチン代表MFデ・パウル(2022年12月13日撮影PNP)

スペイン1部アトレチコ・マドリードは26日、アルゼンチン代表MFデ・パウル(31)が米MLSのインテル・マイアミに移籍したことを発表した。新チームの契約期間は4年となる。

デ・パウルの契約は来年6月30日までだったが、クラブから明確な契約延長オファーを受けていなかったため、来夏フリーで退団することを考えていた。しかし、代表で一緒にプレーするメッシ擁するインテル・マイアミからオファーを受けたことで状況が一転。さらにクラブがベティスからジョニー・カルドーゾを獲得したことが決め手となり、移籍で合意に至っていた。

スペイン紙アスによると、移籍金は1500万ユーロ(約25億5000万円)になるという。デ・パウルの年俸は、Aマドリードから受け取っていた750万ユーロ(約12億7500万円)よりも多い1000万ユーロ(約17億円)になるとのことだ。

デ・パウルは21年夏にウディネーゼから移籍金3600万ユーロ(約61億2000万円)でAマドリードに加入した。それ以降の4シーズンで公式戦187試合に出場し、14得点26アシストを記録。昨季もシメオネ監督指揮下でレギュラーとして活躍していた。

デ・パウルはこの後、新天地となるアメリカで、ワールドカップ(W杯)出場を目指すことになる。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 アトレチコMFデ・パウルが同胞メッシのインテル・マイアミ加入 移籍金25億、年俸17億と報道