ヤンキースが守備力に定評の三塁手マクマーンをトレードで獲得 村上宗隆の移籍に影響との見方も
ヤンキースは25日(日本時間27日)、ライアン・マクマーン内野手(30)をロッキーズからトレードで獲得したと発表した。交換にマイナーの2投手がロッキーズに移る。
マクマーンはメジャー9年目の今季、ここまで100試合に出場し打率2割1分7厘、16本塁打、35打点。昨季は4年連続5度目の20本塁打をマークし、初のオールスター選出を果たした。三塁手としての守備には定評があり、守備指標のDRSやOAAでもメジャー三塁手の中でトップ5に入る。
ロッキーズとは22年から6年総額7000万ドル(約102億円)の契約を結んでいたため、ヤンキースは27年までマクマーンの保有権を持つ。アーロン・ブーン監督は試合前の会見で「彼を迎え入れることに我々は興奮している。オールスター三塁手で素晴らしい守備力の持ち主だ」と歓迎した。
ヤンキースはヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指すことが確実視されている村上宗隆内野手(25)の移籍先候補に名前が挙がっているが、三塁が向こう2年間埋まったことで、米国では村上が必要なくなったのではないかとの見方も出ている。