Rソシエダード対横浜FC 試合後、ファンに手を振るRソシエダード久保(撮影・宮地輝)

<親善試合:横浜FC1-2Rソシエダード>◇25日◇ニッパツ

日本代表MF久保建英(24)が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダードがジャパンツアー第2戦で横浜FCに2-1で勝利した。試合後、久保はメディアへの発言をめぐり、チームに謝罪したことを明らかにした。

21日に行われたJ2V・ファーレン長崎戦後、スペインメディアに対して久保は「(かつて在籍した元スペイン代表の)ダビド・シルバのような経験豊富な選手が必要だ」と新戦力獲得を求めた。今夏はスビメンディらがチームを去る中で、新シーズンで躍進することを願った、クラブを思うからこそ言葉だった。

しかしチームメート批判とも受け取られ方をされたこともあり、「そもそもあれはたぶん良い発言だったかどうか分からないですし、実際あのあとみんなに謝っているので」と告白。続けて「ある程度覚悟はあったとは言え、メディアにする発言として良かったかわからないですけど、会長ともいろいろ話して、契約延長しているので、契約延長している訳なので言いたいことは言わないともったいないなと思った」と発言の意図を説明した。

とはいえ、昨季は11位に沈み、6季ぶりに欧州の戦いの出場権を逃した。巻き返しが必須の今季に懸ける思いが強いのは久保だけではないはずだ。「聞いてみないと分からないですけど」と断りつつ「レベル高い選手が来ることがどのチームも歓迎なはずなので、みんなが同じことを思っていると思います」とうなずいた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 久保建英、補強要求発言に関してチームに謝罪と告白「そもそも良い発言だったかどうか…」