J1神戸のエンブレム幕(2022年撮影)

ヴィッセル神戸とバルセロナは25日、中止危機に陥っていた親善試合(27日、ノエスタ)を開催すると正式に発表した。日程の都合上、26日の公開練習は中止となる。

神戸は「関係各所との慎重な協議を重ねた結果、予定通り開催する」とし、バルセロナも「契約違反の問題が解決された」として、アジアツアー開始を宣言。FWヤマルらがメンバーに入り、クラブはすでに日本に向けて出発したことを公表した。

23日(日本時間24日)にバルセロナから「プロモーターによる重大な契約違反」により日本ツアー中止の声明が発表されていたが、その後神戸が実施に向けた交渉を開始。最終的に未払いとされている金額を楽天グループが肩代わりすることで、中止の撤回に向けて動き出したとされている。未払い金は500万ユーロ(約8億5000万円)になっていたとスペイン紙スポルト電子版が25日に報じている。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】中止危機だったバルセロナ戦開催を正式発表、バルサ側も「契約違反の問題が解決された」