国立競技場で行われた神戸とバルセロナの試合(2023年6月撮影)

ヴィッセル神戸は中止危機に陥ったバルセロナとの親善試合(27日、ノエスタ)開催の決定が近づいてきた。

クラブは25日早朝に公式X(旧ツイッター)を更新。「現在、当クラブはFCバルセロナと密に連携を取り、協議を重ねておりますが、今後のご案内までにもうしばらく時間を要する状況でございます」と発表し、バルセロナと直接交渉していることを明らかにした。

23日(日本時間24日)にバルセロナから「プロモーターによる重大な契約違反」により日本ツアー中止の声明が発表されていたが、その後神戸が実施に向けた交渉を開始。最終的に未払いとされている金額を楽天グループが肩代わりすることで、中止の撤回に向けて動き出したとされている。未払い金は500万ユーロ(約8億5000万円)になるとスペイン紙スポルト電子版が25日に報じており、同紙によるとバルセロナは25日午前11時に出発する予定となっている。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】親善試合予定バルセロナと直接交渉中「ご案内までにもうしばらく時間を要する状況」