【高校野球】京都外大西に悲劇 9回2死から鳥羽4番にサヨナラ逆転満塁弾浴びる/京都
<高校野球京都大会:鳥羽8-7京都外大西>◇25日◇準決勝◇わかさスタジアム京都
夏の甲子園に王手をかける白星が、あと1アウトですり抜けていった。15年ぶりの夏の甲子園を目指した京都外大西が9回2死から鳥羽の4番にサヨナラ逆転満塁弾を浴び、敗れた。
7-3で迎えた9回、2死一、二塁から1点を返され、なおも2死二、三塁で上羽功晃監督(55)は3番手で田村星夢(せいむ)投手(3年)を救援のマウンドへ。「球に力がある。一番ホームランを打たれない投手と思って」という信頼の継投だった。だが相手3番に死球を与え、2死満塁フルカウントから横谷乙樹(いっき)内野手(3年)に本塁打を浴びた。
勝負球はストレート。「最後ツースリーになって、力を振り絞って投げました。3年間、一番磨きをかけてきた球。力いっぱい投げました。力は出し切ることはできました」と田村。試合後はチームメートに向かって「ごめん…」と謝りながら、泣きじゃくった。捕手の下曽山(しもそやま)仁(3年)は「田村は力みがあったんで、何回もジェスチャーでリラックスと声がけしました。コースは悪くなかったんですが」と、ひざに顔を埋めて涙にくれる田村を思いやった。
昨夏の京都大会決勝で敗れた京都国際が、先に決勝進出を決めていた。リベンジの再戦まであと1アウトだった。つらすぎる幕切れに、選手たちは声をなくしていた。