八千代松陰対習志野 9回裏習志野2死一、暗涙、岡田を右邪飛に打ち取って歓喜する二番手三上(撮影・丹羽敏通)

<高校野球千葉大会:八千代松陰2-1習志野>◇25日◇準決勝◇ZOZOマリン

八千代松陰は習志野との接戦を制し、6年ぶりの決勝進出を決めた。

先発の高橋優太投手(3年)は立ち上がりから力強い直球と鋭く曲がるスライダーを中心にリズムのいい投球を披露した。7回2死一、二塁の場面では「自分が応援されていると思って、楽しく投げた」と習志野吹奏楽部の美爆音にも負けじと、打者を遊飛に打ち取りピンチを切り抜けた。

5回1死二塁の場面では自らのバットで先制の右前適時打を放ちチームに流れを呼び込んだ。

9回に1点を失い、後続にマウンドを託したが、2番手・三上拓真内野手(3年)が1死三塁のピンチをしのぎ逃げ切った。

両チーム無失策のなか投手戦を制し、兼屋辰吾監督(38)は「守備が課題だったので、選手の成長を感じる。(次戦に向け)しっかり準備して臨みたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】八千代松陰、習志野下し6年ぶり決勝進出 エース高橋優太は力投&先制打/千葉