ダルビッシュ4回途中8失点3敗目 日米通算204勝お預け「ファンの方々、チームに申し訳ない」
<カージナルス9-7パドレス>◇24日(日本時間25日)◇ブッシュスタジアム
パドレスのダルビッシュ有投手(38)は、3回2/3を8安打8失点2四球3奪三振と打ち込まれ、3敗目を喫した。今季初勝利と日米通算で最多となる204勝目は、次回以降にお預けとなった。
2点の援護を受けて向かった初回、2死一塁から適時二塁打を浴びて1点を失った。続く2回には、2死一、二塁から1番ドノバンに逆転3ラン。さらに連続長短打の後、4番コントレラスの3ランを喫し、一挙6点を失った。
3回は3者凡退。
4回1死二塁から適時打を許したところで交代を告げられた。
球数は69球。
右肘炎症から復帰後4試合目で、防御率は9・18。
試合後は「大事なところで強くない球が甘いところに行った。アップダウンが激しかった。決めにいこうとしたところで甘くなった。(日米通算で)21年もやってますから、4戦目の先発でそこを話さなきゃいけないところが、今の自分の実力かなと思います」と、淡々と振り返った。
また、自らの記録について「皆さん、すごく楽しみにされてる方もいらっしゃるので、やっぱり自分としてはすごく勝ちたいという気持ちは強いですけど、それができてないというところで、ファンの方にもチームにも申し訳ないと思っています」と話した。