八王子学園八王子対早大学院 5回表八王子学園八王子1死二、三塁、伊藤は右越えに逆転の適時二塁打を放ちガッツポーズする(撮影・柴田隆二)

<高校野球西東京大会:八王子学園八王子8-6早大学院>◇25日◇準々決勝◇神宮

第2シードの八王子学園八王子が最大5点差をひっくり返し、17年以来のベスト4入りを決めた。

5点を追う2回に1点、3回に3点を加え、じりじりと点差を詰めた。

1点を追う5回、伊藤泰平内野手(3年)が逆転の2点適時二塁打を放った。さらに6回は、市倉漣外野手(1年)の右前適時打でリードを広げ、8回も1点を加えた。

守っては、4点を追う初回途中から救援した2番手の背番号11、浜辺勇仁投手(3年)が6回2失点。3番手の河口陽向投手(2年)も毎回安打を浴びるも、相手打線に追加点を許さなかった。

プロ注目ショートの新井唯斗内野手(3年)は日本ハムや西武など複数球団のスカウトが見守る中、5打数無安打1四球。しかし、6回1死二塁の守備では深めのゴロ打球を逆シングルで裁き、素早く一塁へ転送する好守を見せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】第2シード八王子学園八王子が17年以来4強入り 最大5点差ひっくり返す/西東京