ドジャース対ホワイトソックス 6回表ホワイトソックスの攻撃を無失点に抑え雄たけびをあげるドジャース先発のメイ(2025年7月3日)

ドジャースが、7月末のトレード期限までにリリーフ陣の補強を目指しており、トレードの駒として右腕ダスティン・メイ(27)の放出を検討していると、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が24日(日本時間25日)伝えた。

球団の考えを知る人物によると、メイは今季で契約が終了してFAとなる見込みであること、負傷者リスト入りしている先発左腕ブレーク・スネル(32)が復帰すれば、先発ローテを外れる可能性があることなどを踏まえると、トレード要員として今、放出する方がいいのではないかという案が出ているという。

しかし投手陣にケガ人が続出しているチームにとっては、メイをキープした方が得策と考える向きもあり、現状ではトレードは確定的ではないという。

メイは23年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリ中だった昨夏、サラダを喉に詰まらせ食道破裂を起こし救急搬送されるという生死に関わるアクシデントに見舞われた。

ケガと大病から生還して今年4月1日に約2年ぶりに復帰してからは、チームでは山本由伸投手(26)に次ぐ99イニングを投げている。今月21日のツインズ戦では、大谷翔平投手(31)の後の2番手を任され、4回2/3を5安打無失点と好投し、勝利投手になった。

ここまで18試合に登板、17試合に先発し、6勝6敗、防御率4・73としている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース、メイのトレードを検討中 山本由伸に次ぐイニング数も 米記者報道