全セ対全パ 終了後、トロフィーを手に笑顔の阪神近本(撮影・浅見桂子)

<マイナビオールスターゲーム2025:全セ7-10全パ>◇第2戦◇24日◇横浜

阪神近本光司外野手(30)が6年ぶりに球宴アーチをかけた。6回守備から途中出場すると7回の第1打席で中前打を放つと、8回2死無走者の第2打席で日本ハム達の初球ストレートを振り切って、右翼ポールに直撃させた。

「(本塁打の)感触は良かった。距離は十分と思っていた。切れずに良かった。十分に楽しめたんで、いいオールスターだった」

新人の19年に球宴に初出場し、第2戦の甲子園で史上2人目のサイクル安打の偉業を達成。初回先頭でオリックス山岡から先頭打者で本拠地にかけた1発以来のアーチで、21年球宴以来2度目の敢闘賞もゲットした。

第2戦はベンチスタートだったが、全セ先発の阪神村上が2回6失点で大炎上。ベンチから飛び出し大山とともにマウンドでエース右腕を激励するシーンもあった。7年目の今季は通算1000安打をクリア。前半戦はリーグ1位の109安打で折り返した。虎の安打製造機は、6度目の球宴でもしっかりと存在感を刻み、後半戦に向かう。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オールスター】阪神近本光司6年ぶり本塁打「十分に楽しめた」炎上村上頌樹への伝令役も