高校野球奈良大会準々決勝 天理対御所実 1回裏2死三塁から右越えの本塁打を放ち手を上げる天理・冨田(撮影・佐藤奨真)

<高校野球奈良大会:天理11-0御所実(5回コールド)>◇24日◇準々決勝◇さとやくスタジアム(県立橿原)

天理が御所実を打力で圧倒し、3戦連続の5回コールド勝ちで準決勝進出を決めた。

初回から伊藤達也内野手(3年)と冨田祥大郎内野手(3年)に本塁打が飛び出し、打者一巡の猛攻で一挙8得点。その後も得点を積み重ね、4回で12安打11得点と持ち前の攻撃力を見せつけた。

1番打者の冨田はこの日を含めた全3戦で本塁打を記録し、10打数6安打7打点と大活躍。「(本塁打を)打ったのは内角のストレートです。打つべき球をしっかり捉えられている」と好調ぶりを口にした。次戦以降の戦いに向け「好投手が多い。狙い球を絞って、強い打球を意識して1番打者としての役割を果たしたい」と意気込んだ。【佐藤奨真】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】打力で圧倒!天理、全3戦5回コールドで4強 1番・冨田祥太郎が3戦連発/奈良