練習後に再会し話し込むエンゼルス菊池雄星とメッツ千賀滉大(撮影・水次祥子)

<メッツ-エンゼルス>◇22日(日本時間23日)◇シティフィールド

エンゼルス菊池雄星投手(34)とメッツ千賀滉大投手(32)が試合前のフィールドで、久々の再会を果たした。

菊池はフィールドで練習を終えた後、ビジタークラブハウスに戻る途中のベンチ前で、MLB公式サイトの記者の取材を受けていた。その取材が終わったところを見計らったかのように、登板から一夜明けた千賀が反対側のベンチから駆け寄り、菊池に声をかけた。

ともにパ・リーグからメジャーに移籍し、菊池は7年目で4球団目、千賀はメッツでメジャー3年目だが、互いの所属チームが対戦するのは22年6月2~4日以来で、菊池がブルージェイズに所属していたときだ。

昨季は、互いに激動のシーズンを過ごした。千賀はシーズンほぼケガで登板できず、レギュラーシーズンで1試合だけ投げたのが肩のカゲから復帰した7月26日だったが、その試合でふくらはぎを痛め再び負傷者リストに逆戻りし、レギュラーシーズン中は戻れなかった。菊池がブルージェイズからアストロズへトレードで移籍したのは、その千賀の登板から3日後の7月29日。ポストシーズン進出を目指すチームから望まれての移籍だった。

あいさつを交わし「順調ですか」と近況を語り合い、立ち話は18分間にも及ぶほど、話が弾んだ。さまざまなことを経験した2人の久しぶりの再会には、笑い声も絶えなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 菊池雄星と千賀滉大が18分間も立ち話「順調ですか」シティフィールドで久々の再会