大谷翔平、46年ぶり二刀流快挙で本拠地6連敗ストップ 731日ぶり被弾も逆転の35号2ラン
<ドジャース5-2ツインズ>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、投打二刀流での46年ぶり快挙でチームの連敗ストップに貢献した。
今季6試合目の登板となった大谷は、1回先頭のバクストンに23年7月21日以来、731日ぶりとなる本塁打を献上。だが、直後の無死一塁の打席で、右腕フェスタのチェンジアップを完璧に捉え、打った瞬間に確信する中越えの35号2ランで試合をひっくり返した。3試合連発の一打は打球速度113・4マイル(約183キロ)、飛距離441フィート(約134メートル)、角度は26度だった。
大谷は2回と3回、走者を許しながらホームを踏ませず。予定の3イニングを今季最多の46球、4安打1四球1失点4奪三振で、2番手ダスティン・メイ投手(27)につないだ。メイは8回途中を5安打3四球も4奪三振で無失点。守護神タナー・スコット投手(30)が試合を締めた。
ドジャースは後半戦の初戦から3連敗中。さらに本拠地ドジャースタジアムでは6連敗と苦しい状況が続いていたが、大谷の投打にわたる活躍で本拠地に詰めかけたファンへ勝利を届けた。
1回に本塁打を許し、同じ回に本塁打を打った選手は46年ぶり3人目となった。