DeNA対巨人 ベンチで厳しい表情の巨人阿部監督(撮影・宮地輝)

巨人阿部慎之助監督(46)が22日、東京・大手町の大手町の読売新聞東京本社で山口寿一オーナー(68)に前半戦の報告を行った。「僕も気持ちは同じだけど、最後まで勝負事だし、何があるか分からないから、決して諦めることなく最後まで頑張れと、いうのは言っていただきました」と話した。

5月6日阪神戦で不動の4番・岡本和真内野手(29)が負傷し、長期離脱を強いられた。主砲を欠き、得点力が著しく低下。代役4番にはキャベッジ、大城卓、吉川、増田陸、坂本、丸を起用してきた。岡本を含む7選手が4番を務める非常事態となった。

シーズン89試合を終え、42勝44敗3分けで借金2。10ゲーム差をつけられている首位阪神とは、5勝13敗で早くもシーズンの負け越しが決定している。交流戦でも6勝11敗1分けの11位と苦しんだ。

オールスターブレークを挟み、シーズンは残り54試合。26日広島戦から再開する。山口オーナーはエースの状態を心配していたと明かし「やっぱり戸郷の心配はされてましたね。『来週、名古屋で投げさせます』というのもお伝えしたんで、もう調子うんぬんじゃない」と29日からの中日3連戦での1軍復帰登板を明言。「何があるか分からないし。決して諦めることなくね。俺は最後までやり抜かないといけないと思うから。それはもう日々、全力でいきます」と見据えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】阿部監督がオーナー報告「名古屋で投げさせる」2軍再調整中の戸郷の1軍復帰を明言