明石商対東洋大姫路 先発する東洋大姫路・木下(撮影・和賀正仁)

<高校野球兵庫大会:東洋大姫路1-0明石商>◇22日◇5回戦◇ほっともっとフィールド神戸

秋春と県内連覇中の東洋大姫路が明石商を1点差で下して、ベスト8進出を決めた。

強力打線が対するのは明石商の左腕、石原大暉投手(3年)だ。4回戦でノーヒットノーランを達成し、中1日で先発マウンドに上がった。

初回に3番高畑知季内野手(3年)が左翼スタンド中段まで運ぶ先制ソロ。出ばなをくじいた。

打線が追加点を奪えない中だったが、背番号1の木下鷹大投手(3年)が好投。4回は1死二塁、6回は1死一、三塁とピンチを背負ったが、後続を断って得点を与えなかった。9回も2死二、三塁から空振り三振に仕留めて完封勝ち。この試合4度の得点圏のピンチをすべて0で防ぎきった。

東洋大姫路・岡田龍生監督(64)は明石商・狭間善徳監督(61)の日体大の先輩。組み合わせが決まったあとに「狭間ガッツに負けないように」と話していたとおり、先輩の意地を見せた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】東洋大姫路が明石商に1-0で8強 高畑知季がノーノー左腕石原から決勝ソロ/兵庫