ドジャース対ツインズ 力投するドジャース先発の大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース-ツインズ>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(31)が、「2番DH兼投手」で今季6試合目のマウンドに上がった。ウィル・スミス捕手(30)とのバッテリー。

1番バクストンに1ストライクから83・9マイル(135キロ)のスイーパーが高めに入り、左翼席への先頭打者アーチを許した。続くカストロはスイーパーで一直、ラーナックはスイーパーで空振り三振、ジェファーズにはカットボールを三塁強襲の安打とされたが、クレメンスを98・8マイル(約159キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。

大谷は直後の無死一塁での第1打席で、3試合連発となる35号2ランで試合をひっくり返した。

2回は先頭コレアを99・1マイル(約159キロ)の直球で右直、ルイスには97・4マイル(約157キロ)の直球を左前へ運ばれ、ウォールナーには四球を与えた。それでもベーダーを97・8マイル(約157キロ)の直球で空振り三振、本塁打を許したバクストンを内角の99マイル(約159キロ)で詰まらせ、右飛に仕留めた。

2回まで36球、最速は98・8マイル(約159キロ)だった。

被本塁打は23年7月21日(同22日)パイレーツ戦以来、731日ぶりとなった。

この日のイニング数は、3イニングを見込んでいる。

今季は6月16日(同17日)のパドレス戦で、663日ぶりの二刀流復帰。同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。前回登板の12日(同13日)のジャイアンツ戦では、今季最長の3回を1安打1四球無失点4奪三振と好投した。

5試合に登板して0勝0敗、防御率1・00。9イニングで10奪三振を記録している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平2回のピンチは159キロ直球で右飛 初回に731日ぶり被本塁打も自ら逆転2ラン