斉藤未月(25年5月撮影)

京都サンガF.C.は22日、ヴィッセル神戸MF斉藤未月(26)が期限付き移籍で加入すると発表した。移籍期間は26年1月31日まで。

23年に神戸に加入した斉藤は、23年8月の柏レイソル戦でタックルを受け、左ひざの関節脱臼、複合靱帯(じんたい)損傷、内外側半月板損傷と複数箇所を損傷。2度出術を受け、昨季終盤に全体練習に合流。今年1月の沖縄キャンプで対外試合に復帰し、2月の富士フイルムスーパー杯で公式戦出場を果たしていたが、リーグでは2試合の出場にとどまっていた。

15年に湘南ベルマーレでトップ昇格した斉藤は、同年~19年10月まで指導を受けた曺貴裁監督と再び共闘することになる。曺監督は斉藤が大けがを負った際に「彼のことは小学生の頃から知っていて、あのままで本当に純粋。首位の神戸さんで活躍していて、陰ながらうれしく思っていた。治って欲しいと心から思います。僕も120%力を貸したいと思っている」と話していた。新天地での背番号はプロデビュー時につけた「32」に決まった。

斉藤はクラブを通じてコメントを発表。「このクラブを優勝させるために移籍を決断しましたし、多くの方が今まで自分のサッカー人生に関わってくれている中で、感謝を自分のプレーで体現できるように全力で毎日直向きに突き進んでいきます!よろしくお願いします!!」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【京都】大けがから復帰の神戸MF斉藤未月が期限付き移籍加入「直向きに突き進んでいきます!」