力投するメッツ千賀滉大(AP)

<メッツ-エンゼルス>◇21日(日本時間22日)◇シティフィールド

メッツ千賀滉大投手(32)がエンゼルス戦に先発し、2年前から続いていた連続3失点以下の記録が途切れた。

立ち上がりから制球に苦しみ、ワンバウンドのボール球が続いた。それでも1回1死一塁で3番トラウトからはお化けフォークで1つ目の三振を奪い、2回には7番オハピーにソロ本塁打を浴びたものの立て直しの兆しを見せた。だが3回、再び制球が乱れ、トラウトを歩かせて2死一、二塁としたところで4番ウォードに2点左二塁打を浴び、5番アデルにも1点適時右前打を許した。

4安打4失点、3四球5奪三振で、今季最短の3回で降板した。球数は73球。2023年6月23日から31試合連続3失点以下で、メジャーで継続中のものとしては最長記録を続けていたが、それが途切れた。メッツの球団史上ではジェイコブ・デグロム(現レンジャーズ)が22年に記録した40試合連続3失点以下の最長記録に次ぐ、2番目の記録だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 千賀滉大、2年前から続く最長記録途切れる 制球に苦しみ4安打4失点 今季最短3回で降板