久保建英を「好調時、ラ・レアルが別のチームであることを証明」スペイン紙が長崎戦を高評価
レアル・ソシエダードの地元紙がV・ファーレン長崎戦で途中出場した日本代表MF久保建英(24)について、「久保が好調な時、ラ・レアル(Rソシエダードの愛称)が別のチームであることを証明する25分間(※実際には27分間)となった」と高評価した。
Rソシエダードは21日に行われた日本ツアー初戦でV・ファーレン長崎と対戦するも、後半34分に笠柳翼にゴールを許し、0-1で敗れた。この遠征からチームに合流したばかりの久保建英は後半最初から途中出場。定位置の右ウイングでプレーし、力強いボールキープで会場を沸かして後半27分に交代した。
今夏のプレシーズン初戦に臨んだ久保は短時間の出場となったものの、クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコは高評価。「久保が好調な時、ラ・レアルが別のチームであることを証明する25分間となった。相手はいつも通り、彼に対してDFを1枚増やしてきたが、右サイドで縦に深く攻め込み、中に切り込もうとした」と寸評し、チームトップタイの3点(最高5点)をつけた。
その他、ジョン・マルティン、ブライス・メンデス、フラガ、ハビ・ロペス、ゴティが久保と並ぶ3点。続いて、マレーロ、トラオレ、スベルディア、ゴロチャテギ、ジョン・マルティン、セルヒオ・ゴメス、ベッカー、カルロス・フェルナンデス、エルストンド、パチェコ、デ・サラテ、トゥリエンテス、バレネチェア、カリカブル、マリエスクレナが2点。アイエン・ムニョスとオドリオソラはチームワーストの1点となった。
Rソシエダードはこの後、25日に横浜FC、30日にオサスナ、8月2日にレンヌ、同月9日にボーンマス(同日に2試合)と対戦し、同月16日のバレンシア戦で、25-26年シーズンのスペインリーグをスタートする。
(高橋智行通信員)