パ・リーグ各球団の監督

プロ野球は21日、オールスター前の前半戦が終了した。パ・リーグでは日本ハムが新庄剛志監督(53)就任後、初の首位ターン。2ゲーム差に迫る2位ソフトバンクとの首位争いからは、後半戦も目が離せない。パ6球団の監督が前半戦を総括した。

   ◇   ◇   ◇

【日本ハム新庄監督】 野手は1人3つぐらい守らせて調子が悪いところに埋める作業が、完璧にハマった。先発投手も8、9枚目まで前半戦で試せたのはでかいし、それに応えてくれた。

【ソフトバンク小久保監督】 主力がこれだけケガをするかと想定外のシーズン。日本ハムは予想通り強いなという印象。それでも優勝争いからはみ出さずに追い上げられる位置にいる。

【オリックス岸田監督】 順調にいった試合も多くあるけど、課題は残っている。ケガ人が多く出ている中で、カバーする選手も出ているのは確か。それはすごくチームにとって良いところ。

【西武西口監督】 交流戦くらいまでは早い回に点を取って逃げ切ることができたが、そのあと打線が沈黙する期間が長くなってしまった。貯金で終わりたかったけど残念。後半戦はもうちょっと打ってほしいな。

【楽天三木監督】 課題、改善するべき点はたくさんある。選手とコーチたちであぶり出してもらって、後半しっかり巻き返しできるように、やれることは最大限の準備をして臨みたい。

【ロッテ吉井監督】 残念ながらチームとしてはうまくいかないことが多かった。若い選手は突き抜けてもらって、みんなが刺激し合い、後半戦はパ・リーグをかき回す存在になりたい。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【パ前半戦総括】新庄監督「完璧ハマった」小久保監督「追い上げられる」岸田監督「課題残った」