【阪神】藤川監督「後半戦には、さらにビルドアップした状態で」貯金18で前半戦終了/一問一答
<巨人6-5阪神>◇21日◇東京ドーム
負けても強し! 阪神は巨人との前半最終戦で5度目のサヨナラ負けを喫し、17年ぶり3度目の貯金20ターンはならなかった。小幡の2発と大山の1発が出た5-0から大逆転負けを喫したが、阪神藤川球児監督(44)は「こういうゲームもある」と淡々。セ界独占の貯金18、2位DeNAに9・5差をつけての折り返しを評価し、「選手たちが立派にやってくれている」と奮闘をたたえた。独走優勝へ慢心なく、勝負の後半戦に向かう。阪神藤川監督の一問一答は以下の通り。
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-7回にはミスもあった
「勉強して、また糧にしてね、オールスター明けからゲームを締めて戦うというところに尽きると思う。こういったゲームが初めてではないし、とにかくベストを尽くしながら、相手もベストを尽くすからこういうゲームになるし、今日そういうゲームだったと。後半にいい糧にしていく。それに尽きますね」
-2位以下に大きく差をつけて首位を走る
「阪神タイガースというチームをつくり上げていくという作業を、就任した11月からじっくりとやっています。毎年チームは変わります。現役の時から、チームは1からつくり上げるといつも思っていますから、そういった意味でまだまだ道中かなと思います」
-チームの心臓と表現するリリーフ陣は
「まだまだ組織として強みに変えていかないといけないところ。後半戦には、さらにビルドアップした状態で、戦えるようにとは思っています」
-後半戦に向けて重要なこと
「何も変わることはないですけど、まず組織として強くなるということ、それが一番にあります。熱気をさらにオールスター以降もみんなで結束して、タイガース自体もそうだし、ファンも一気にボルテージが上がっていくような、7月後半から8、9、10月と、こういきたいなと思います」
-後半戦への意気込み
「いい時ほど、足元を見つめてやってきている、まだ半分のところですからね。後半戦になれば、なおさらそこが試せる。私自身も人生のいい勉強になるし、タイガースファンにとっても、選手たちにとっても、いいところにいながら勉強ができる。いい人生を歩めているんじゃないかと思います」