大谷翔平、399日ぶり「2番」で逆方向へ34号2ラン チームの3連敗ストップへ22日は先発登板
<ドジャース5-6ブルワーズ>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、399日ぶりの「2番DH」で2試合連発の34号2ランを放ち、3打数1安打1本塁打2打点をマークした。チームは3連敗。
第1打席は1死で左腕キンタナと対戦。2ストライクから外角低めのスラーブにバットが回り、空振り三振に倒れた。
第2打席は1-0の3回2死一塁、2ボールから真ん中付近のツーシームを左翼ブルペンへ運び、2試合連発の34号2ランとした。打球速度は108・7マイル(約175キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)、角度22度だった。
第3打席は4-6の6回無死、1ボールからスラーブにタイミングを外され、二ゴロに倒れた。
第4打席は4-6の8回2死で、左腕ホールと対戦。フルカウントから外角低めのスライダーを見極め、四球で出塁した。好機を演出したが、続くT・ヘルナンデスが凡退した。
この日は不振のムーキー・ベッツ内野手(32)が「1番遊撃」。大谷が2番に入るのは399日ぶりとなった。
前日18日(同19日)には、右腕ペラルタから今季自己最長タイとなる飛距離448フィート(約137メートル)の33号2ランを放っていた。
今季は打率2割7分5厘、リーグ2位の34本塁打、65打点、12盗塁、OPS(出塁率+長打率)は.990とした。
投げては5試合に登板して0勝0敗、防御率1・00。前日11日(同12日)の同戦で先発すると、今季自己最長の3回を1安打1四球無失点4奪三振と好投した。6月28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速の101・7マイル(約164キロ)をマークした。
次回登板は21日(同22日)のツインズ戦を予定している。