Dバックスのスアレス、2戦連続の1試合2発 大谷34号の直後に元巨人右腕から2本目35号
<ダイヤモンドバックス-カージナルス>◇20日(日本時間21日)◇チェースフィールド
ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手(33)が、2試合連続の1試合2発でドジャース大谷翔平投手(31)との本塁打王争いで頭ひとつリードした。
「5番三塁」でスタメン出場すると、1-0の1回1死一、二塁で元巨人マイコラスのスライダーを左翼席へ運ぶ34号3ラン。打球速度111・7マイル(約180キロ)、飛距離425フィート(約130メートル)、角度31度の完璧な1発だった。試合前時点で大谷とは33本で並んでいたが、リーグ単独トップに躍り出た。
すると大谷は、ブルワーズ戦の3回2死一塁で左腕キンタナから逆方向への34号2ランを放ち、スアレスに追いついた。だが、スアレスは4-1の3回2死からマイコラスのスライダーを再び左翼席へ突き刺し、もう1度リーグ単独トップに躍り出た。打球速度100・7マイル(約162キロ)、飛距離369フィート(約112メートル)、角度28度の当たりだった。
スアレスは前日19日(同20日)の同戦でも2本塁打をマーク。2戦連続の1試合2発となった。試合前時点で打率2割5分4厘、33本塁打、81打点、1盗塁、OPS(出塁率+長打率).911としている。