【C大阪】垣根を越えたソフト、ハンド、ラグビー4競技で発達に課題のある子どもたちと交流
セレッソ大阪は20日、大阪市福島区のセレッソフットサルパークで発達に課題のある子ども向けのサッカー教室(マルチスポーツ体験)を開催した。
発達に課題のある子どもが、スポーツを通じて自己表現の幅を広げ、楽しみながら体力やコミュニケーション力を育むことを目的に、子どもの未来支援の一環として取り組む。
23年からスタートし、今年が3年目。年4回開催され、1回目のこの日は、垣根を越えたマルチスポーツ体験として4競技から選手、関係者が参加した。
女子ソフトボール「SHIONOGIレインボーストークス」(兵庫・尼崎市)、女子ハンドボール「大阪ラヴィッツ」(大阪府)、ラグビー「レッドハリケーンズ大阪」(大阪市)の各選手が参加。
C大阪からは元選手でクラブアンバサダーの勝矢寿延さん(63)、酒本憲幸さん(40)が加わった。
子どもたちと保護者の約50人が4組に分かれ、それぞれの競技を選手と体を動かして体験し、1つのプレーや1つのアクションが「できた」と感じたときは、笑顔が広がった。
子どもと参加した、ある保護者は「スポーツが初めてだったので、ルールを理解するのが難しい中、皆さんにサポートしていただき、うちの子でもスポーツが楽しめることが分かって、うれしかったです」などと好評だった。
SHIONOGIレインボーストークス所属で日本代表でも活躍する三輪さくら投手(26)は「すごい笑顔で(ソフトボールを)楽しくしているお子さんたちを見て、改めて競技の魅力に気づかさせてもらえた、すごいいい時間でした」と、初参加で充実感を得た様子。
25年度の残り3回は、サッカー教室で子供たちとふれあう予定。