【巨人】阿部監督「自ら潰しちゃったよね。荷が重いよ」5四球生かせず対阪神戦負け越し決定
<巨人1-2阪神>◇20日◇東京ドーム
巨人が接戦を落とし、3連敗を喫した。対阪神戦も4連敗となり、今季の対阪神戦のカード負け越しが決まった。
先発の赤星優志投手(26)は4回3安打2失点で降板した。2回2死から小幡の右翼席中段へのソロ本塁打で先制点を献上。登板最終回の4回には1死満塁から小幡に右犠飛を浴びて、追加点を許した。前回登板の13日DeNA戦(横浜)では3回4失点(自責3)で降板。2試合連続で5回持たずの降板となり「試合をつくれずチームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」とコメントした。
打線は、あと1点が遠かった。相手先発のデュプランティエからは3回までに5つの四死球をもらうも無得点。阿部慎之助監督(46)は「(チャンスを)自らつぶしちゃったよね。荷が重いよ。そういう(若い)選手が出てるから。それでなんとか勝たしてあげるのが、こっちの役目なんだけど」と振り返った。4回に代打攻勢で1点を返すのがやっとで、5回以降は阪神のリリーフ陣の前に屈した。
この日の敗戦で今季の対阪神戦の通算成績は4勝12敗となり、史上初めて前半戦で今季の対阪神戦のカード負け越しが決まった。それでも、阿部監督は「(阪神の)勝ち越しが決まったからって、別に何の問題はないと思う。1つ1つ勝つだけなので」と前を向いた。