【DeNA】徳山壮磨、大阪桐蔭の大先輩・藤浪晋太郎の加入に興奮「ちょっと考えられない」
DeNA徳山壮磨投手(26)が、新加入した元阪神の藤浪晋太郎投手(31)との共闘を喜んだ。20日、神奈川・横須賀市内の球団施設DOCKで始動した藤浪と対面。大阪桐蔭の大先輩とチームメートとなり「僕からしたらスターです。同じチームでできるなんてちょっと考えられない」と興奮した様子だった。
それもそのはず。5学年上の藤浪が大阪桐蔭で春夏連覇している姿に憧れを抱き、同校への入学を決めた。「甲子園の春夏連覇をみて、そこから大阪桐蔭行きたいと思って、みんなに公言してて。絶対大阪桐蔭行きますって。周りからは無理やろって言われてましたけど(笑い)」。野球に本気で向き合うきっかけとなった存在だった。
対面するのは自身が高校時代以来。ウオーミングアップのトレーニングではペアを組んで言葉も交わした。
練習前のあいさつでは、森唯斗投手(33)のむちゃぶりを受けて締めのひと言を担当。「今日、大先輩がいらしてて、僕が野球を頑張ろうと思った人です」と紹介。森唯からは「じゃあ森原裏切るんか!(笑い)」と自主トレの師匠でもある先輩右腕を引き合いに出してイジられ、「そんなんじゃないです(笑い)」とたじたじに。藤浪もその様子を見て「(徳山は)思ったよりいじられてるんだなって思いました」と、さっそく明るい雰囲気を味わったようだ。
徳山は昨季、29試合に登板も今季は故障などの影響もあって1軍登板はなし。イースタン・リーグでは20試合で防御率3・20にとどまっている。シーズン後半戦で逆襲すべく「あれだけ経験されている方なのでいっぱい聞きます」と藤浪から極意や技術を吸収する。