【高校野球】オリックス吉田輝星の弟大輝が先発「命を懸けるくらい全力で」宿敵・明桜戦/秋田
<全国高校野球選手権秋田大会:金足農-明桜>◇20日◇準決勝◇こまちスタジアム
昨夏優勝の金足農が、準決勝で宿敵・明桜と対戦する。
試合前にスタメンが発表され、オリックス吉田輝星投手(24)の弟でエースの吉田大輝投手(3年)は「6番投手」で先発出場する。
吉田は今大会、初戦の2回戦由利戦では先発で5回2安打無失点。3回戦の秋田中央戦は先発で8回3安打2失点、準々決勝の秋田西戦では初めてのベンチスタートとなり、3点リードの6回から登板し2回1安打無失点で抑えた。
明桜との対戦は兄・輝星を擁し甲子園出場を決めた18年の決勝カードで2-0で勝利して以来。
22年夏には0-6で敗れ3回戦敗退。24年夏には2回戦で対戦し3-2で勝利しているが、今春は0-5で敗れ準々決勝で敗退している。
今春以来グラウンドのホワイトボードには『明桜を圧倒して、甲子園』と記している。吉田は準決勝の相手が明桜に決まり「甲子園に行くためには絶対に通らなきゃいけない道だと思う。明桜を倒さなきゃ甲子園に行った気にもなりませんし優勝した気にもなりません」と思いを語りながら「自分もチームとしても命を懸けるくらい全力で、1勝というのを勝ちとりたいと思います」と意気込んでいた。