32号満塁本塁打を放ち、ガッツポーズするシュワバー(ロイター)

<フィリーズ-エンゼルス>◇19日(日本時間20日)◇シチズンズバンクパーク

フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が、ドジャース大谷翔平投手(31)に追いつく32号アーチを放った。

「2番DH」でスタメン出場。3-4の6回2死満塁で、カウント1-1から右腕フェルミンの高め直球を捉え、右中間へ飛び込む逆転の32号グランドスラムとした。大谷に並ぶ1発は打球速度109・5マイル(約176キロ)飛距離390フィート(約119メートル)角度39度だった。

ナ・リーグの本塁打王争いは大混戦に突入。この日の試合前時点では、大谷が単独トップの32本塁打だったが、ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手(33)が、カージナルス戦で2打席連発の32号&33号を放ち逆転。シュワバーと大谷が2位タイで並ぶ形となった。

シュワバーは15日(同16日)のオールスター戦、3スイング限定の「スイングオフ」で3本塁打。ナ・リーグを勝利に導き、MVPも獲得した。さらに後半戦初戦の18日(同19日)には、第1打席のファーストスイングで31号を放ち、球宴から「4スイング4発」を記録した。

シュワバーは試合前時点で打率2割4分8厘、31本塁打、70打点、9盗塁。OPS(出塁率+長打率).931としている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 フィリーズのシュワバー、32号逆転満塁弾で大谷翔平と並び2位 スアレス2発でトップ33号