Dバックスのスアレス 2打席連発で大谷翔平&鈴木誠也を一気に抜く 球宴での死球も影響なし
<ダイヤモンドバックス-カージナルス>◇19日(日本時間20日)◇チェースフィールド
ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手(33)が2打席連発の33号、34号を放ち、ドジャース大谷翔平投手(31)とカブス鈴木誠也外野手(30)を一気に抜き去った。
「5番三塁」でスタメン出場すると1-0の1回2死一塁で、右腕グレイの内角低めツーシームを左翼席への33号2ラン。これでナ・リーグ単独トップを走っていた大谷に並んだ。また、80打点にも到達し、同トップの鈴木にも並んだ。打球速度104マイル(約167キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)、角度32度だった。
さらに5-0の3回無死では、再びグレイから右中間へ飛び込む2打席連発の33号ソロ。一気に大谷と鈴木を抜き去った。
スアレスは15日(同16日)のオールスター戦で、ホワイトソックスのルーキー右腕スミスの96・3マイル(約155キロ)の直球が左手の小指付近を直撃。状態が心配されたがプレーを続行し、後半戦も出場を続けている。
試合前時点で打率2割5分1厘、31本塁打、78打点、1盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.888としている。