巨人対阪神 11回表阪神1死一塁、佐藤輝(中央)は2点本塁打を放ち森下らナインとハイタッチ(撮影・浅見桂子)

<巨人0-4阪神>◇19日◇東京ドーム

阪神佐藤輝明内野手(26)が、巨人船迫大雅投手(28)から決勝2ランを放ち、2位巨人に勝利した。

0-0の延長11回1死一塁から、右中間席上段に2ランをマーク。さらに2死一塁から、坂本が左翼席へ2ランを放ち、試合を決める4点目を奪った。

阪神は貯金を18とし、2位巨人は借金2。前半戦の残りは2試合で、リーグ唯一の前半戦貯金ターンが決まった。

リーグ戦再開後、阪神は14勝4敗と順調に白星を積み重ねるが、2位の巨人は7勝8敗1分け。2位以下の球団では7連勝を飾った中日が唯一の貯金で、ヤクルトが勝率5割でその他3球団は負け越し、阪神が頭一つ抜けた。

2位の巨人とのゲーム差は、今季最大の10ゲーム差に開き、3位のDeNAとの差は10・5ゲーム差に広がった。

リーグ戦再開後のセ・リーグの各チームの戦績は以下の通り。

1位阪神 14勝4敗

2位巨人 7勝8敗1分け

3位DeNA 6勝10敗2分け

4位中日 9勝8敗

5位広島 5勝11敗3分け

6位ヤクルト 7勝7敗2分け

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】セ唯一の貯金ターン決定…2位巨人と10差、3位DeNAと10・5差の異常事態