ブレーブスのロナルド・アクーニャ(2022年撮影)

<ブレーブス-ヤンキース>◇18日(日本時間19日)◇トゥルーイストパーク

ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(27)が、超人的なスローイングで衝撃を与えた。

「3番右翼」でスタメン出場。3-0の3回1死一、二塁で、ベリンジャーの右翼後方、ライン際の飛球を半身体勢で捕球すると、体を半回転させノーステップで三塁へ大遠投を見せた。二走ビバスはアクーニャの捕球体勢と打球の飛距離から、スピードを緩めて三塁へタッチアップ。だが、アクーニャの送球はノーバウンドで三塁手アルバレスまで届き、スライディングすることなくタッチアウトとなった。

超人的なプレーにヤンキースの選手をはじめ、ブレーブスファンは騒然となった。MLB公式Xでも「UNBELIEVABLE」として映像が公開された。

アクーニャはブレーブスのスター選手。メジャー2年目の19年に37盗塁で盗塁王を獲得すると、23年には41本塁打、73盗塁で史上初の「40-70」を達成した。これまでに度重なる左膝の故障など代償は大きいが、ケタ外れの身体能力を見せ続けている。

今季も左膝の故障で出遅れたが、打率3割2分9厘、12本塁打、23打点、4盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.052としている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 怪物アクーニャ、まさかの超人的スローイングに敵味方が騒然…23年に史上初「40―70」達成