名物リポーターのワトソンさん「ショウヘイ・オオタニも…」ドジャース8年ぶり7連敗の裏側語る
<ドジャース-ブルワーズ>◇18日(日本時間19日)◇ドジャースタジアム
ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」女性リポーターのキルステン・ワトソンさんが、この日までに米メディア「ESPN」のインタビューに応じ、ドジャースの7連敗の裏側を明かした。
オールスター戦前のドジャースは、今季ワーストを更新する17年9月以来、8年ぶりとなる7連敗を喫するなど、チーム状態が下降。ワトソンさんは「毎日チームを見ていると『オーマイガー』みたいな反応はないんです。選手なら常に冷静でいないといけないですから、その感覚は本当に共感することができます」と、自身の感情を語った。
つづけて、連敗中のチームの雰囲気については「(連敗中でも)世界の終わりみたいな感じではないです。とにかく仕事をしようという雰囲気で、何がうまくいってないのか、選手は理解しています。ただ、フラストレーションは感じ取りました。6連敗、7連敗になるとそれが積み重なっているのが見えましたね」と話した。
ワトソンさんは、大谷翔平投手(31)やフレディ・フリーマン内野手(35)の打撃にまで言及。「連敗には相手の投手陣が良かったこともあるんです。でも打席の内容を見ると、あまり良くなかったですよね。例えばフレディ・フリーマンの三振とか、ショウヘイ・オオタニもマウンドには戻ってきたけど、打率は少し下がっていました。パワーはいつも通りでしたけどね。だから打順を変えるべきだとか、疑問も出てきました。彼の登板翌日の状態とか、いろんなことが同時に発生していたんですよ」と明かした。
最後に「チームのフラストレーションはたまっていきました。でも、『自分たちの実力は良く理解している。だから大丈夫だ』という気持ちもあったんです」と締めくくった。