イチロー氏が米野球殿堂入り式典前に会見「特別なシーズンでしたから2001年は」/一問一答2
マリナーズなどメジャーで19年間プレーし日本人で初めて米野球殿堂入りを決めたイチロー氏(51)が18日(日本時間19日)、クーパーズタウンでの式典を9日後に控え、オンライン会見を行った。
一問一答は次の通り。
-同年に殿堂入りするサバシア氏、ワグナー氏について
「前回クーパーズタウンに行ったときにいろいろ話したんですけど、(サバシアは)チームメイトでもあったし、でもピッチャーと野手ということであまり話す機会はなかったんですけども、すごくイメージ通りの人。すごく正直で、でもこう野球に出す熱い思いもあって、嘘がないっていうか。ビリーに関しては、対戦したことは日米野球であったんですけど、知らないことが多くて、あの紳士がいてくれとことでこの3人がすごくいいバランスだったなっていう感じがしました。ビリーはすごく情熱的な人で、彼の涙を見ればそれがすぐ分かると思うんだけど、あのやっぱりこうすごく素直な人で話しやすい人でいい人間だってことが(会った)あの時間だけでも伝わってきました」
-マリナーズに入団した当時について
「オリックス・ブルーウェーブというチームと関係があったこともあって、99年にキャンプに参加したこともあったり、当時のオリックスにジム・コルボーという当時コーチがいたり、日本にいた時から近い存在であったことはまず大きくて。2001年に実際に来た時には、僕はある程度マリナーズこのことを知識として知っている状態でいたので、初めていろんなものを見るという状態ではなかったんですよね。だから、もうその時点ですでにある程度の関係ができていたことは大きかったです。実際にファンの前でシーズンプレーして、特別なシーズンでしたから2001年は。その1年はすごく大きかったと思います」