ドジャース対オリオールズで始球式を務めた愛犬デコピンとタッチをする大谷(撮影・菅敏)=2024年8月

投手、野手に「作家」の肩書も加わった。ドジャース大谷翔平投手(31)が17日、共同著者として愛犬デコピンを描いた絵本を米国で初出版することをインスタグラムで公表した。タイトルは「DECOY SAVES OPENING DAY」で「デコイ(デコピンの米国名)が開幕戦を救う」の意。表紙には球場でひざまずき、デコピンを抱く大谷が描かれている。

米出版社「ハーパーコリンズ」のサイトによると、発売は来年2月3日の予定。絵本はマイケル・ブランク氏との共著で、作画をインドネシアのファニー・リーム氏が担当する。あらすじは、開幕戦で始球式を務めるデコピンが家に「幸運のお守り」であるボールを忘れてきてしまうが、取りに戻って試合に間に合うのかというもの。日本では紀伊国屋のサイトから4237円で購入予約可能となっている。大谷は出版の収益を、犬の保護活動を行う非営利団体の支援に使うとしている。

大谷とデコピンは昨年8月28日、本拠ドジャースタジアムでのオリオールズ戦で、実際に始球式を成功させている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平が三刀流に!愛犬デコピン描いた絵本出版「デコイが開幕戦を救う」収益は犬の保護活動支援