15日、試合前の選手紹介で笑顔を見せる大谷(中央)らナ・リーグの選手たち(撮影・垰建太)

史上初めて本塁打競争「スイングオフ」で決着した米大リーグのオールスター戦は、両リーグ本塁打数上位3人(ドジャース大谷、ヤンキース・ジャッジ、マリナーズ・ローリー)が出場しなかった。米CBS電子版が17日、なぜスター3選手が不出場だったのかを解説した。

労使協定の15条で、試合前日までに出場者3人と補欠1人を決定すると定められている。ナ・リーグのロバーツ監督は「ショウヘイはずっと前に帰っていた。試合前に打者3人と補欠1人を申告しなければならない。チーム内で誰が後半に残るのかを相談して決めた」。途中交代したベテラン打者は球場を離れるのが一般的で、大谷とジャッジは既に帰路に就いていた。ローリーは球場にいたが、6回の交代から約90分が経過しており、腹斜筋などのけがのリスクを考慮された。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 MLB球宴初スイングオフの裏側 なぜ大谷翔平&ジャッジは出てこなかったのか