【広島】床田寛樹が中5日で前半戦最終戦先発「中5にして良かったと。僕が頑張れば正解になる」
広島床田寛樹投手(30)が117球投じた前回登板から中5日で21日ヤクルト戦に先発する。
前回15日DeNA戦では8回1失点の好投も、東との投げ合いに敗れた。中5日での先発は5月31日阪神戦以来。前回はスライド登板が影響したが、今回は首脳陣からの期待の表れ。「すごくうれしい。でももし、僕が打たれたら、たぶん首脳陣が(批判的な意見を)言われてしまう。中5にして良かったと思ってもらえるように。僕が頑張れば正解になるとは思うので、期待に応えられるようにしたい」。18日、マツダスタジアムで調整した左腕は表情を引き締めて東京に向かった。
チームは今季最長の7連敗を止め、16日までのDeNA3連戦を勝率5割で終えた。4つある借金をひとつでも返して球宴期間を迎えたいところ。それだけに、夏場のこの時期に、中5日で先発を託すことにした。永川投手コーチは「佐藤(柳)とか将来性あるこれからの投手も含めていろいろ考えた結果、可能性の高い床田に任せようと」と前半戦最終戦のマウンドに送り出す。床田自身、登板3試合連続勝ち星から遠ざかっているだけに「まず1つ勝てるように」と前半戦最終登板を白星で締めくくり、後半戦に弾みをつけたい。【前原淳】