力投する横浜・奥村頼人(2025年3月撮影)

<高校野球神奈川大会:横浜9-0相模原城山>◇18日◇4回戦◇サーティーフォー相模原

センバツ優勝の横浜のエース、奥村頼人投手(3年)が今夏、初登板初先発し、投打で躍動した。

昨秋11月23日の明治神宮大会準決勝の東洋大姫路戦以来となる先発マウンド。テンポよく変化球でカウントをとり、力のある真っすぐで空振りを奪い、4回まで毎回の9奪三振。この試合の最速はスカウトのガン表示で146キロ。1安打無失点と試合を作り、後ろにつなげた。

打っては4番として、初回、無死一、三塁から先制の中前適時打を放つなど、バットでもその存在感を示した。

この試合を視察したDeNAの八馬馬アマスカウトグループディレクターは「体もしっかりできてきて、チェンジアップ、カーブに真っすぐ。制球良く投げられる。さすがですね」と高く評価した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】横浜エース奥村頼人が初登板初先発、4回無失点9K スカウト「さすが」/神奈川