※写真はイメージ

トミー・ジョン手術の権威で、長年メッツでチームドクターを務めたデービッド・アルトチェック医師が17日(日本時間18日)、68歳で死去した。同日、複数の米メディアが伝えた。昨年、脳腫瘍を患ったと周囲に明かしていたという。

アルトチェック医師は91年から01年までメッツのヘッドドクター、05年から昨年まではメディカル・ディレクターを務めた。93年にフランク・ジョーブ医師の指示の元、自身初のトミー・ジョン手術を執刀して以降、約2400回もの手術を実施してきた。

これまでにサイ・ヤング賞2度の右腕ジェーコブ・デグロム、ザック・ウィーラー、ノア・シンダーガードらを担当し、ダルビッシュ有も15年に手術する際にアルトチェック医師のセカンドオピニオンを仰いでいた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 トミー・ジョン手術の権威、アルトチェック医師が死去 68歳、デグロムら担当