NGT48西川晴菜、高校野球新潟大会を観戦 スコア記入も体験「あきらめなかった証しが」
<NGT48スポーツコラム>
NGT48のメンバーが新潟のアスリートを取材する連載コラム「NGT48スポーツコラム」。今回は西川晴菜(22)が全国高校野球新潟大会の開会式と開幕カードを観戦。スコアの記入も体験しました。
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第107回全国高校野球選手権新潟大会の開会式が9日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われた。私は大阪出身で、子どものころから野球好きの父に高校野球や甲子園球場によく連れて行ってもらっていた。ただ、開会式を見るのは初めてだった。球児たちの行進のリズムや、生で聴く「栄冠は君に輝く」はとても感動的だった。
開会式直後の開幕戦は加茂暁星-新潟青陵。緊張がスタンドまで伝わってきた。私は試合を見ながら、勉強中のスコアをつけた。試合のスピードに書く速さを合わせるのはとても難しかった。加茂暁星が3回裏でリード! 必死に食らい付く新潟青陵。逃げ切って欲しい気持ちと追いついて欲しい気持ちとでペンを持つ手にも力が入った。
スコアは、点が入れば入るほど頭が大混乱…。でも、つけていることで気づけたこともあった。試合は加茂暁星が5-0で勝った。点差はついてしまったが、ヒットの数は加茂暁星が7本、新潟青陵が6本とあまり変わらなかった。新潟青陵が最後まであきらめなかった証しがスコアブックの中に残っていた。
途中で足がつってしまう選手もいた。それでも粘り強く戦っていた。その姿を見て胸が熱くなった。アイドル活動で、思うようにいかないこともある。そんな時はこの日を思い出して、私も粘り強く頑張り続けたいと思う。(NGT48 西川晴菜)
◆西川晴菜(にしかわ・はるな)2003年(平15)5月17日生まれ、大阪府出身。23年に4期生として加入。24年1月の劇場公演でデビュー。趣味はアイドル鑑賞、特技はアイドルダンスなど。好きなスポーツは野球。血液型A。