打撃練習をする森下(撮影・上田博志)

阪神森下翔太外野手(24)が、初のホームランダービーを楽しむ。

16日に出場者が発表された、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)のホームランダービー出場が決定。2年連続でオフに自主トレをともにした中日上林も出る予定で「(上林)誠知さんの方が飛ばすと思う。自分も負けないように頑張ります」と意気込んだ。

3年目の今季はここまで、すでに自己最多の昨季に並ぶ16本塁打をマーク。3万9660票で、4位上林に約1万票の差をつけ、規定を満たしたセ・リーグの球宴出場者6人中3位となった。「うれしいです」と喜びつつ「正直、そんなに自信はない」。それでも「優勝できたらいいかな」と出場するからには、頂点を視界に入れている。

打席に入る際の投手役を誰が務めるかは「何も考えてないです。その場のノリです」と答えた。普段の試合等とも異なる、夢の祭典。ホームランダービーは、その中のアトラクションだ。「お祭りなので、楽しんでやります」。こちらも初選出となった、球宴の出場自体のファン投票では、12球団トップの票数を集めた森下。自身が楽しみながらアーチをかける姿で、見る者を楽しませる。【塚本光】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】森下翔太、初球宴ホームランダービー 自主トレ仲間の中日上林誠知に「負けないように」