阪神対中日 打撃練習をする中日上林(撮影・藤尾明華)

中日上林誠知外野手(29)が、オンマのバースデー祝いアーチを狙う。18日は母蓮草(よんちょ)さんの誕生日。試合もなく、両親とともに祝った。

19日DeNA戦(バンテリンドーム)で「打ちたいですね」と力強く宣言した。今季は、兄泰源さんの誕生日の5月30日巨人戦で先頭打者弾の7号ソロを放っている。

家族の絆は強い。「苦しい時も信じてもらえていたので」と、ソフトバンク時代に右アキレス腱(けん)断裂など故障に泣かされ続けた苦しい時期も支えられた。今は1軍の試合で数多く観戦に訪れる。「いっぱい見てもらいたい」と活躍を誓った。

現在11本塁打。12日の広島戦で右肘に死球を受け、13日広島戦は欠場した。幸い打撲で、16日阪神戦はスタメンに復帰し、6回に決勝打となる2点適時二塁打。「いい休養ととらえて、休んだから仕事しないと」と状態は問題なさそうなだけに、豪快なアーチも期待できそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】上林誠知が1日遅れの母のバースデーアーチ誓う、5月には兄の誕生日に先頭打者アーチ