【高校野球】八千代松陰・高橋優「エースの自覚を」同日同球場で昨夏のリベンジ果たす／千葉

八千代松陰対長狭　先発し力投する八千代松陰・高橋優（撮影・北村健龍）

＜高校野球千葉大会：八千代松陰5－1長狭＞◇16日◇3回戦◇ZOZOマリンスタジアム

Cシード八千代松陰が延長10回タイブレークを制し、4回戦進出を決めた。

先発の高橋優太投手（3年）は初回から力強い直球をコースに投げ分けた。「大声援をもらって、気持ちが高まった」と生徒約1500人の大声援を力に変えた。1点を失うも、9回まで長狭打線を3安打に抑える快投を見せた。

1－1で迎えた延長10回タイブレーク、打線がつながり4点を勝ち越すと、その裏は無死一、二塁から高橋優が3人で切り抜け、雄たけびを上げた。

昨年の同日はZOZOマリンで専大松戸に敗れた。逆転3ランを被弾した高橋優は「エースの自覚を持って1年間取り組んできた。結果でいろんな人に感謝を伝えたかった。喜びというか、ほっとしました」と1年越しの舞台で10回13奪三振1失点。堂々の完投でチームを勝利へ導き、リベンジを果たした。