深谷商対狭山ケ丘 先発し力投する狭山ケ丘・永野(撮影・山本佳央)

<高校野球埼玉大会:狭山ケ丘5-0深谷商>◇16日◇3回戦◇所沢航空記念公園野球場

Dシードの狭山ケ丘が完封リレーで3回戦を突破した。

「4番ピッチャー」で先発した永野俊内野手(3年)が「攻撃につなげられるピッチングを」と、5回を被安打0の好投で試合を優位に進めた。2番手の松江敦輝投手(3年)も3回2安打無失点。9回に登板した福田祐也投手(3年)は、2死二、三塁のピンチを迎えたが、見逃し三振に抑え、3投手での完封リレーで勝利を引き寄せた。

永野は「調子良くストライクも入って、いつもより良い結果が出た」と自身の投球を高評価。一方で「チャンスを作ったが、チーム全体で生かしきれなかった」と攻撃面での課題を挙げた。

狭山ケ丘は14年前にも3回戦で深谷商と対戦しており、熊谷昌人監督(49)は「そのときもシビアな戦いだったので、そういう巡り合わせなのかな。伝統を感じました」と語った。

4回戦は19日に越ケ谷と対戦する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】狭山ケ丘が完封リレー 14年前と同カードで熊谷監督「そういう巡り合わせ」/埼玉