ア・リーグのブーン監督に批判殺到 ホームランダービー決戦で長距離砲を出さず「台無しに」の声

同点延長となったホームランダービーによるタイブレークで本塁打を放つシュワバー（Dale Zanine-Imagn Images＝ロイター）

＜MLBオールスターゲーム：ア・リーグ6－6ナ・リーグ＞◇15日（日本時間16日）◇トゥルイストパーク

ア・リーグを指揮したヤンキースのアーロン・ブーン監督が、最後のホームランダービー決戦でベストの打者を出さずに敗戦したことで、批判が殺到した。

ホームランダービー決戦はシュワバー（フィリーズ）が3本を放つ活躍で、4－3でナ・リーグが勝利。ア・リーグは1人目のルーカー（アスレチックス）が2本を放ったが2人目のアロザレーナ（マリナーズ）が1本、3人目のアランダ（レイズ）が0本で敗戦した。

SNSではファンから「自チームのジャッジをなぜ選ばず無名選手を選んだ」「3人目にコンタクトヒッターを選んだから負けた」「台無しにした」「ア・リーグはブーンをクビにしろ」など批判が殺到した。

試合後の会見でブーン監督は「ダービー決戦は試合の終盤に誰がいて誰がベンチに残っていないかを考慮して決めた」と説明。「エキサイティングな試合だった。シュワバーは素晴らしい3スイングだった。ショックではなかったよ」と話した。