【西武】新外国人J.D.デービスが入団会見前に「異例」デビュー 3軍戦で3番DHでスタメン
西武の新外国人選手J.D.デービス内野手(32=前エンゼルス3A)が16日、異例のデビューを果たした。
この日、3軍戦のBCリーグ・神奈川戦(カーミニークフィールド)に「3番DH」でスタメン出場し、背番号10のユニホームで初めてプレーした。
相手の右腕投手に対し、いきなり中堅への二塁打。その後第2打席も安打、4回の第3打席も2番手右腕から右前打を放ち、3打数3安打。その後二塁から適時打でホームインした。
11日に入団が正式発表されたデービスは水面下で練習を続け、この日夕方に入団会見が設定されている。この日正午にNPBから支配下選手登録が公示され、さらに3軍戦は非公式戦であるとはいえ、入団会見前の試合出場は“異例”のデビューといえる
西口文也監督(52)はデービスの1軍での起用について、15日までに「サードだよ。サードかDH」と明言。打順については「(4番)ネビンは動かさないと思う」としており、3番または5番での起用が有力視されている。【金子真仁】