ナ・リーグ対ア・リーグ 1回裏ナ・リーグ無死、中前打を放つ大谷(撮影・垰建太)

<MLBオールスターゲーム:ア・リーグ6-6ナ・リーグ>◇15日(日本時間16日)◇トゥルイストパーク

ア・リーグが6点差を追いつき、夢の球宴は9回まで同点で決着はホームランダービーに持ち込まれた。

中盤まではナ・リーグが圧倒。1回に大谷翔平投手(31=ドジャース)ロナルド・アクーニャ外野手(27=ブレーブス)ケテル・マルテ内野手(31=ダイヤモンドバックス)の3連打で2点を先制。

6回にはピート・アロンソ内野手(30=メッツ)の3ランと、コービン・キャロル外野手(24=ダイヤモンドバックス)のソロで6点目を奪った。

守っては先発のポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)クレイトン・カーショー投手(37=ドジャース)ローガン・ウェブ投手(28=ジャイアンツ)マッケンジー・ゴア投手(26=ナショナルズ)らが、6回まで無失点の好投を見せた。

7回からア・リーグが反撃開始。ブレント・ルーカー内野手(30=アスレチックス)に3ランが飛び出すと、ボビー・ウィット内野手(25=ロイヤルズ)の内野ゴロで一気に4点を奪うと、5-6とした9回2死三塁からスティーブン・クワン外野手(27=ガーディアンズ)の三塁内野安打で同点とした。

ナ・リーグの9回裏はアロルディス・チャプマン投手(37=レッドソックス)の前に無得点。9回を終了して引き分けとなり、決着はホームランダービーに持ち込まれた。

既に球場を後にしている選手も多い中、異例のホームランダービーが行われることとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 オールスターで珍事発生 9回まで同点で決着はホームラン競争へ、球場を後にしている選手も多数